入れ歯とは?
入れてから一生のつき合いだから、ベストのものを
現在、わが国では、10人に1人が入れ歯を利用しているとされています。
満足のいくものならいいのですが、合わなくて悩んでいるケースも少なくありません。
入れ歯は、自分たちの日常生活に深く関わります。ベストのものを作りたいものです。
欠損部の大きさや状態で種類を決める
入れ歯(義歯)の種類は、大きく2種類に分けることができます。バネ(クラスプ)をかける歯が1本もない状態で入れる総入れ歯(総義歯)、歯が残っている状態に入れる部分入れ歯(部分義歯)があります。
部分入れ歯には、歯が1本だけ抜けているところに入れる小さいものから、ほとんど歯がなく、1本しか残っていないような状態で入れる大きなものまであります。
小さな義歯、大きな義歯の違いは外見上の大きさの違いだけでなく、実際に口の中で噛んだときに受ける圧力(咬合圧)を歯が主として受けるか、粘膜が主として受けるかの違いとなります。
残っている歯が少なく、大きな義歯の場合は、粘膜が咬合圧を受ける度合いが大きくなります。
総義歯では、噛む圧力はすべて粘膜が負担します。
部分入れ歯・総入れ歯といっても、使用する材料や義歯の形態より種類はさまざまです。歯科技工士が、十分な時間をかけて、精密にあなただけの「オーダーメイドの人工臓器」として作ります。
おのおののメリット・デメリットを踏まえ、あなたに合った快適で安心な入れ歯作りを私たちはサポートしていきたいと思います。
入れ歯・義歯治療のメリット
- 保険で治療が可能(一部を除く)
- 種類や値段の選択が豊富
- 手術が不要
- ブリッジやインプラントと違い、失った歯の本数などに関わらず治療が可能
- 取り外しての清掃ができ、介護者の負担が軽減できる
当医院では患者様に安全で最善な治療をご提案します。快適な口福生活に一緒にしていきましょう。
歯がないところの処置
歯がないところを処置する方法については、インプラントのページにて詳しく説明させていただいているので、よろしければそちらもご覧ください。